キューライス記

漫画家、絵本作家、イラストレーター、ときどきアニメーション作家のキューライス(坂元友介)のブログです。

2015/12

お初にお目にかかります、わたくしはキューライスの個人用携帯電話でございます。この度はふと思い立ちまして、筆を運んだ次第でございます。お見苦しい文章ではございますが、お付き合い頂ければと思います。   キューライスさんは私の他にスマートホン…?と、いうのでし ... MORE

お初にお目にかかります、わたくしはキューライスの個人用携帯電話でございます。この度はふと思い立ちまして、筆を運んだ次第でございます。お見苦しい文章ではございますが、お付き合い頂ければと思います。

 

キューライスさんは私の他にスマートホン…?と、いうのでしょうか、わたくしよく分からないので恐縮ですが、いわゆるアイホンなるものも使用しております、どうやらあちらは業務用でわたくしは個人用、そういった棲み分けのようです。

 

キューライスさんはわたくしのことをとっても大切にしてくれていて、基本的にわたくしを外に持ち出しません。きっと雨に濡れたり、落としたり、無くしたりするのを恐れているのでしょうか、大切に机の上に安置されています。そして、時々わたくしをそっと開いては、そっと閉じるのです。

この待遇の良さ、毎日あちらこちらを連れまわされている、アイホンくんが可哀想に思えるほどです。彼は非常に優秀だと聞き及んでいますが、充電が1日と保たないそうで…、その点わたくしは一週間充電が持ちます

 

メールもそうです、アイホンくんに来るメールはほとんどが日本語のようですが、私のdocomoアドレスに来るメールはほぼ全てが見慣れない外国語。キューライスさんに来る海外からのオファーはすべてわたくしが窓口になっているのでしょう。

ただ、キューライスさんがそれらのメールを見ると顔を歪めて、舌打ちするのがよくわかりません、きっと忙しいのでしょうね、お労しい事でございます。

 

それにしてもアイホンさんのあの格好はどうなのでしょうか?液晶をむき出しにするなんて、ちょっと大胆すぎると思いませんか?

昔の携帯電話は体を折って、液晶画面は必要な時以外は人目に晒さなかったものです、それだというのに近頃の携帯は…はしたない…。

 

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「釣り」にちょっと憧れがあります。釣り堀などで魚が竿にかかったときの重みや振動はそのまま生命の重量みたいなものを感じられて楽しい。でも、お店に行くと釣竿とかルアーとか莫大な数があってよくわからなくなります。 「海でも川でもどこでも使える万能釣竿」とかない ... MORE

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「釣り」にちょっと憧れがあります。釣り堀などで魚が竿にかかったときの重みや振動はそのまま生命の重量みたいなものを感じられて楽しい。でも、お店に行くと釣竿とかルアーとか莫大な数があってよくわからなくなります。

海でも川でもどこでも使える万能釣竿」とかないのだろうか。

 

それに釣っていい場所、悪い場所、季節などがあったり、釣り人間の独特のルートなどがあったりしそう。

「君、君、釣竿を垂れる前に水面に一礼しなくちゃダメじゃないか」とか「釣りをしている人の後ろを通るとは何事だ!」とか、叱られそうで怖い。

 

やっぱりお家で絵を描いているのがいいかな。

 

 

 

 

 

なにかの記事で「リンゴを枕元に置くとリラックスできて熟睡できる」とあった。 睡眠障害に悩んでいる私には朗報だった。 それに最近リンゴブームの私の家にはリンゴがたくさん常備されているので、さっそく実践してみた。 翌朝、こうなってました。 結論「リンゴを枕元に ... MORE

なにかの記事で「リンゴを枕元に置くとリラックスできて熟睡できる」とあった。

睡眠障害に悩んでいる私には朗報だった。

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それに最近リンゴブームの私の家にはリンゴがたくさん常備されているので、さっそく実践してみた。

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翌朝、こうなってました。

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結論「リンゴを枕元に置いて寝ると、妖怪枕返しが来る」

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けど、犬の好奇心が低いと無視されることが多いです。 ... MORE

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けど、犬の好奇心が低いと無視されることが多いです。

ドーナツといえばミスタードーナッツが真っ先に思い浮ぶ庶民な私です。 店先に所狭しと並んだカラフルかつバリエーションに富んだドーナッツたちの姿は壮観で、子供の頃は「ああ、ここにあるドーナッツをぜんぶ独り占めできたらいいのに」と思ったものですが、今や買い占める ... MORE

ドーナツといえばミスタードーナッツが真っ先に思い浮ぶ庶民な私です。

店先に所狭しと並んだカラフルかつバリエーションに富んだドーナッツたちの姿は壮観で、子供の頃は「ああ、ここにあるドーナッツをぜんぶ独り占めできたらいいのに」と思ったものですが、今や買い占める財力はあれどもドーナッツはせいぜい二個食べるのが限界です。

そんな私が一番好きだったドーナッツは「オールドファッション」。クッキーのようなサクサクした食感が楽しいし素朴な味わい。己を飾らず偽らず「自分…こういうもんですから…」と呟きつつ、陳列棚に静かに佇む様子が非常に格好良い。

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ところで、大昔に女友達から「ミスドで一番好きなドーナッツは何?」と聞かれたので、「オールドファッションだよ」と答えたら、「よかった、オールドファッションが好きな人は優しい人なんだよ」と言われました。

そんな統計があるのでしょうか?もしくは「ドーナッツ占い」みたいなものが存在するのかしら?「フレンチクルーラー好きは甘えん坊な人」とか「ポン・デ・リング好きは優柔不断な人」とか、そんな感じだろうか?

 

しかし、数年前から嗜好が変わり、今は「チョコリング」が一番好きだったりする。チョコリング好きはどんな人なんだろうか…?

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短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象、あるいは行動をレベルごとにの記すコーナー、エピソード4、最終章です。もはや引き返すことのできないスター・ウォーズ症状を紹介します。   LEVEL10.リュックを背負う ... MORE

短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象あるいは行動をレベルごとにの記すコーナー、エピソード4、最終章です。もはや引き返すことのできないスター・ウォーズ症状を紹介します。

 

LEVEL10.リュックを背負うと無性に走りたくなる。

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大騎士ヨーダに弟子入りしたルーク、なんと一番最初の修行はリュックに入ったヨーダを背負ってのランニング。ジェダイの修行が意外と地味なのが嬉しい一コマ。

そんなシーンを思い出してか、リュックサックを背負って小走りするだけで、マスター・ヨーダを背負っているような気になるスターウォーズマニア。小刻みに揺れる小さな緑色の友人の思い出…。

 

LEVEL11.青いミルクが飲みたい。

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ベルー叔母さんが入れてくれる青いミルク。スター・ウォーズマニアが末期の水に選ぶのがこれだ。ちなみに映像特典になるほど人気の青いミルクはバンサという動物の乳らしい。飲んでみたい…。甘いのか臭いのか…。

 

 

いかがでしたか?枚挙にいとまがない、スター・ウォーズ症状の数々。一つ一つ紹介していてはきりがないのでここらへんでやめます。

そして、スター・ウォーズを好きになると本当のところどうなるのか?その結論をここに記して終わりにしたいと思います。

 

結論.出費が増える。

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フォースと共にあらんことを!

 

スター・ウォーズファンのジョージ・ルーカスへの愛憎、複雑な心境を綴ったドキュメンタリー映画。ちりばめられた様々なファンムービーが楽しい。ルーカスを監禁して特別編を元に戻させようとするアニー・ウィルクス…、「ミザリー」のパロディは抱腹絶倒です。

ピープルVSジョージ・ルーカス コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象、あるいは行動をレベルごとにの記すコーナー、エピソード3です。いよいよ、理解不能になってくるスター・ウォーズ症状を紹介します。     LEVEL8.スキューバは別の意 ... MORE

短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象あるいは行動をレベルごとにの記すコーナー、エピソード3です。いよいよ、理解不能になってくるスター・ウォーズ症状を紹介します。

 

  LEVEL8.スキューバは別の意味で楽しい。

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キューバダイビングの醍醐味は美しい海中に戯れる、色とりどりの魚たちの回遊を見ることですがスター・ウォーズマニアには違います。私たちにとって一番嬉しいのは人工呼吸器をつけたヴェイダー卿の気分を味わえるところなのです。

え?エピソード1の水中都市?なんのことですか?

 

  LEVEL9.こうしたい。

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ライトセーバーを持ったら真っ先にやりたいこと。それがこれです。

分厚い鉄板にライトセイバーを突き刺す、それは漢のロマン。

きっとパダワン時代のオビ・ワンも師匠であるクワイ・ガンに「マスター!今日は私が扉ズジュウしたいです!」と申し出た、かもしれない。

 

 

  LEVEL9.「ああ、今日の自分は暗黒面だ…」とか考えちゃう。

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誰かに辛くあたってしまったり、人の成功を妬んでしまったり、おじいさんに席を譲るタイミングを見失ってしまった日などにこういう風に考えるようになります。

そして、あまりにもネガティブシンキングが悪化すると「オビ・ワンが悪い!」と完全に他人のせいにします。そして、黒い服ばかり着るようになります。

 

いよいよ次で最終章です。

つづく。

 

スター・ウォーズ ベーシックフィギュア HALL OF FAME ダース・ベイダー

スター・ウォーズ ベーシックフィギュア HALL OF FAME ダース・ベイダー

 

 

 

 

短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象、あるいは行動をレベルごとにの記すコーナー、エピソード2です。ますます、深みにはまるスター・ウォーズ症状を紹介します     LEVEL6.折り畳み傘を持つのが好き。 ... MORE

短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象あるいは行動をレベルごとにの記すコーナー、エピソード2です。ますます、深みにはまるスター・ウォーズ症状を紹介します

 

  LEVEL6.折り畳み傘を持つのが好き。

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「なに言ってんだこいつ」という声が聞こえてきそうだが、折り畳み傘のあの太さ、長さ、いざというときに役に立つ感じがライトセーバーに似ているのです。ボタンもついてるし…。もし、街中で折り畳み傘を腰にぶら下げている長髪のおじさんがいたら「おじさんはジェダイなの?」と幼アナキンになりきって尋ねてあげましょう。

 

 

  LEVEL7.逆さまになるとこうする。

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一般の人には理解できないでしょうが、鉄棒にぶら下がってこういうポーズをしたあと何かに手を伸ばしてる人がいたら、それは手の届かないところにあるライトセーバーをフォースの力で取ろうとしているのだと考えて間違いありません。

 

LEVEL7.一人のときヨーダの声真似をする。

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師匠中の師匠、大騎士ヨーダ。その独特のしゃがれ声を一人のときについつい発してしまうのは、スター・ウォーズマニアたるもの当然の習わし。道化を演じてたときの甲高いマスターの声は簡単だけど、シリアスなトーンのヨーダボイスは難易度が高い。

 

 

なりきりマスク ヨーダ

なりきりマスク ヨーダ

 

 

つづく

さて、12月に入り、今年ももう少しで終わりです。そして、今年の12月はただの12月ではありません、なんといっても「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開月なのですから…。(映画ネタが続いてしまって申し訳ないが)   私とスター・ウォーズとの出会いは、小学生の頃。 ... MORE

さて、12月に入り、今年ももう少しで終わりです。そして、今年の12月はただの12月ではありません、なんといっても「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開月なのですから…。(映画ネタが続いてしまって申し訳ないが)

 

私とスター・ウォーズとの出会いは、小学生の頃。スター・ウォーズ旧三部作のVHSを擦り切れるほど観ていました。「ライトセーバー」の字幕は「電光剣」、「フォース」は「理力」だったのを覚えています。そう、ハン・ソロは先に銃を撃ち、霊体アナキンはおじいちゃんで、ヴェイダーはNO!と言わない古き良きあの時代のスター・ウォーズをぎりぎり堪能できた世代なのです。

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そして、私が中学生のころに特別編が上映され、私のスター・ウォーズ熱は一気に加速。スター・ウォーズの ベーシックフィギュアで部屋の壁は埋まり、X-ウィングのプラモデルを作ったりしていました。

エピソード1が公開された時が私のスター・ウォーズライフの絶頂期だったように思います、当時中学二年生だった私は掃除の時間になるたびに柄の長い箒を振り回してはダース・モールになりきっていたものです。

それから「エピソード2〜3」の微妙な出来栄えを目撃して以来、スターウォーズ熱は沈静化している私。そんな私ですらやはり、新作の公開は胸躍るものがあります。

ただし、あまり期待しすぎないよう心にストッパーをかけている昨今。

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そんな短くはないスター・ウォーズライフを送ってきた私が、スター・ウォーズにハマることで起きてしまう事象あるいは行動をレベルごとにの記してみよう思います。

あくまで個人的見解に元ずいて…。

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 LEVEL1.枝を振る時「ブゥン」とか言う。

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ごくごく初期症状です。スター・ウォーズ好きにとって手頃な枝はすべからくライトセーバーと化すものなのです。こういう人を見かけたら優しくフォースライトニングを放つ振りをしてあげましょう。セリフは「パワー!無限のパワーを!くらえー!」です。

 

 LEVEL2.やたらとフードを被りたがる。 

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ジェダイやシスの神秘性を強調させるアイテムが「ゆったりしたフード」。そんなフードに憧れてパーカーのフードを被ってみるが、どうもイメージ通りにいかないものです。

 

 LEVEL4.「悪い予感がする」と言う。

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作中あらゆる人物が放つスター・ウォーズの合言葉的セリフをどうしても日常に取り入れてしまうのがスター・ウォーズフリークなのです。

例文:『「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は楽しみだけど、悪い予感がするよね。』

 

 

 LEVEL5.「悪い予感がする」と英語で言う。

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気になる人とジェットコースターに乗って、一番高いところにたどり着いた時に耳元で「I have a bad feeling about this」と完璧な発音で言われたら、スター・ウォーズマニアは一瞬で恋に落ちるでしょう。

 

 

つづく。