昨日、大好きな「働くおっさん劇場3」を観てたんですよ。松本人志さんが集めた濃いキャラの一般のおっさんがいろんな事に挑戦する2006年の番組です。

中でも野見隆明さんが好きでして…彼はのちに映画「さや侍」で主演を果たしますが…。


 3巻では2006年の大晦日の野見さんに密着したコーナーがあってこれがいいんですよ。アメ横で年越し蕎麦の材料の買い出しをする野見さん、「鶏のガラある?」と尋ねるところから、彼の料理に対するこだわりが感じられる。
年越し蕎麦の出汁をガラから取ろうとするこだわり…結局はガラは手に入らず、値下げ交渉に失敗する野見さん…。


当時彼は49歳、結婚したことがない彼は独身で、6畳2間にキッチンが8畳のマンションに35年住んでいるという。(ちなみに今私が住んでる部屋より広い…)


これ(恒例)なので今年はごぼ(ごぼう)と鶏肉の煮み(煮込み)そばを作る」という、使い込んだエプロン、無駄のない動きにかつて料理人だった頃の彼が窺い知れる。

ひとりでコタツに入ってタバコを燻らせつつ、2006年の紅白歌合戦を見ながら「…知らねぇな」と呟く野見さん。テーブルの上の山盛りのみかんが気になる。
さらにその後ろに置いてある手書きで「幸福」と書かれた凧と思しきものがもっと気になる。


そして、気持ちよさそうに風呂に入り、年越し蕎麦をたぐり、21:45分に年越しを待たずに寝入ってしまう野見さん…。一見、一人暮らしのように見えるけど、この時はまだ野見さんのお母様は御存命だったと思うので、二人暮らしだったのではないかなと思います。


この映像を見るたびに、私もこのまま49歳を迎えたら、この時の野見さんみたいになりそうな気がしてならないんですよ…。


でも、野見さんは毎日を本当に楽しそうに生きているんですよ…素敵な笑顔を浮かべながら…。 それに、野見さんには人を惹きつける魅力がありますよね、たぶんお友達多いと思います、私と違って。
彼みたいな生き方素敵かも、と「働くおっさん劇場」見てると思ってしまいます。 

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