昨日のシンデレラは映画「レオン」で描きましたけど、「レオン」は中学生の頃に見て夢中になった映画です。
ナタリー・ポートマン伝説とゲイリー・オールドマン伝説が始まった映画とも言えますよね。ゲイリーはそのあとしばらく悪役オファーが続いたことに「僕が悪役なんてどうかしてる」と言っていたそうで、実際、「ダークナイト」などで演じた善良なゴードン刑事はまり役でしたね。


前にも書いたけど、レオンが映画館でミュージカル映画を観るシーンは気になるんですよ。
自宅なのに目を片方開けて、椅子に座って、テーブルに銃を置いて寝るほど用心深い男は、映画館の前の方の真ん中の席には座らないと思うんです。
すぐに逃げられる出口付近の一番端にでも座ると思うんです。もっとストイックなら一番後ろの壁際に立ったまま観ると思うんです。私も映画館では一番端に座るのが好き、(すぐ動ける状態でないと不安になる。)

こんなことを言うと高畑監督の「火垂るの墓」を観て、「重巡洋艦の艦長の息子なら手厚い海軍の援助があるはずだ!」って言っちゃう宮崎駿監督みたいですけど…。



あと、「超一流の殺し屋」って言われてるレオンですが、推測ですけどイタリアン・マフィアの中ではかなり下の部類の使い捨てタイプの殺し屋なのだろうと思います。

冒頭の彼の仕事はターゲットを殺すことではなくただの「脅し」でしたし。「女と子供は殺さない」なんて甘っちょろい信念を持ってる奴はマフィアが良く思わないだろうし。
だいたい、彼の雇い主であるトニーはイタリアンマフィアのボスと言われてますが、組織としてかなり小さい部類のものです。コルレオーネ・ファミリーみたいな大企業マフィアとは違います。

それか、いつもトニーの店の後ろの方に座っている爺さんが本当の幹部なのかも…。

ただ、よく「トニーはレオンの金を使い込んでる」という風説を聞きますが、それはないと思います。そんな奴なら、エンディングの彼の顔がボコボコのはずはありませんから…(レオンの居場所を拷問されたあと)


イタリアンマフィアの根幹に深く関わり、ファミリーの一員として仕事するアル・ネリこそ超一流の殺し屋だと思います。(「ゴッドファーザー」第一作から登場する殺し屋)


いや、それは置いといて、今調べて驚愕したんですけど、「レオン」の時のゲーリー・オールドマンって36歳だったんですね…ついに、同い年になってしまった…驚愕…いまからビオスリーをカリッコリリとやってからモーツァルトを奏でたいと思います。


 
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