うう…どうしたらいいんだ…。

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好きな映画紹介シリーズ、今日はアル・パチーノ主演の「セント・オブ・ウーマン」。

邦題は「夢の香り」なんていう酷いサブタイトルが付いているけどこれは無視。

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高校生のチャーリーはアルバイトで世話することになった偏屈で下品で女好きな盲目の退役軍人フランクに連れられてニューヨークへ。フランクは最高のホテルに泊まり、最高の料理を堪能し、最後は頭を撃ち抜くのだと告げる。

 

言わずと知れた映画史に残る名作だけど、昔からこの映画が好きです。特にアカデミー賞主演男優賞を受賞したアル・パチーノの演技は圧巻です。

 

とにかく下品なこのおっさんの言うことがいちいち面白いです。旅立つ前に愛猫を抱きかかえて何を言うかと思えば「メスをみたら迷わず突っ込め」だし。

 

それなのに女性のつけている香水の匂いを的中させたり、口調だけでそのひとの人となりを当ててみせたりする繊細さも持ち合わせているから素敵。

 

中盤の「ポナ・ウナ・カベサ」でのタンゴシーンが有名だけど、私はラストで家の孫達に優しく語りかけるシーンが一番好きです。

 

最後のベタベタな感動シーンがちょっと鼻につくけど、胸を張ってお勧めできる映画。デビューしたてにもかかわらずその嫌な奴っぷりが完成されちゃってる、フィリップ・シーモア・ホフマンにも注目だ!

 

野沢那智さんの声の演技も素晴らしいので、字幕版で見たあと吹き替えでも観て欲しい。

 

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